コーヒーフィルター(ペーパー)
ハンドドリップで使う代表的なフィルターと言えば、紙製の「ペーパーフィルター」。このペーパーフィルターを用いてハンドドリップすることを「ペーパードリップ」と言います。
ペーパーフィルターの特徴は、すっきりとした味わいを楽しめること。フィルターの細かい繊維がコーヒーオイル(コーヒーの持つ油分)や雑味を適度に濾しとるためです。
ペーパーフィルターをセットする「ドリッパー」は、製造メーカーやブランドによって形状が異なります。そのため、ドリッパーと同じブランドが販売しているペーパーフィルターを使うことが理想的。
フィルターを販売していないブランドのドリッパーを使う時は、しっかりと隙間なく合わせられるようなフィルターを選びましょう。
また、ペーパーフィルターは、淹れるコーヒーの量によって、1~2人用、4~6人用のようにサイズも様々なものがあります。
手持ちのドリッパーに合わせつつ、必要なサイズのものを揃えましょう。
水
日本国内では蛇口から軟水が出てきます、基本的には浄水器を通した新鮮な水で大丈夫です。
カルシウムやマグネシウムなどミネラル分の含有量が多いのが硬水です、硬水はその名の通りなんとなく硬くのみづらい印象です。硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムはコーヒーの重要性分であるカフェインや、タンニンの抽出を妨げたり、その他の鉱物質がコーヒー成分と反応して味が変化する様に感じたので、軟水がおすすめです。
水の量についてコーヒー屋で抽出している比率について、コーヒーの14~16倍の量が一般的です、例えば2杯20gのコーヒー豆では280cc~320ccの水で抽出します、あとは好みに応じて、濃いコーヒーが好みであれば水の量を少な目に、薄いコーヒーが好みであれば水の量を多くして自分好みで抽出して下さい。
コーヒーミル
コーヒー豆を挽いて粉にするための道具、手動式と電動式が有り、コーヒー豆の挽きたての味と香りを楽しめる。
- 電動のメリット:ラク
- 電動のデメリット:掃除しにくい
- 手動のメリット:掃除がしやすい
- 手動のデメリット:回す手間、挽目の調整があいまいなものが多い
初心者におすすめ!の『コーヒーミル』 (coffeemonn.com)
ドリッパー
ドリッパーの穴には細かい違いがあり、それがコーヒーの味を左右します、
「穴の数」が少ないほど濃い味に 穴の数が少ないほどお湯がゆっくり落ちるため、たくさん抽出されコーヒーの味は濃くなります。逆に穴の数が増えるほど薄くなります。
1つ穴はメリタ式、3つ穴はカリタ式といいます。
ハリオのドリッパーは星形の溝があることで通常のドリッパーよりもお湯がゆっくりと伝わり、蒸らしをしなくてもしっかりとお湯が浸透するのでおすすめですよ。
サーバー
ドリッパーから抽出されたコーヒーを受けとめるための容器です。 材質はガラスのものが主流ですが、ステンレス、陶器などで作られたコーヒーサーバーもあります。
ガラス製には目盛りがついており、注ぐ量をコントロールしやすいので扱いやすいですよ。
ドリッパーと違うメーカーの物を購入する場合は、サイズやデザインなどが合うかどうかを購入前に確認が必要です。
ドリップポッド
コーヒーにお湯を注ぐときに使用するポットで、コーヒーをハンドドリップで淹れるのに欠かせないアイテムです。
コーヒーにお湯をすこしずつ注げる様に、注ぎ口が細いポットがおすすめです。
スプーン
コーヒーの粉や豆を計量するために使用します、ステンレス・木・銅など素材はさまざまで、商品によって大きさや容量も異なります。
キッチンスケールほどの正確性はありませんが、コーヒーの粉をすくうだけで手軽に計量できるのが魅力です。
まずは10g計れるスプーンを用意しましょう。
カップ
コーヒーを飲むためのカップです、説明は必要ないと思いますが、好きなデザイン、大きさを用意しましょう。
いつもと違ったカップで飲むと気分が変わるので気分を変えたい時にいいと思いますよ、私が愛用しているカップは波佐見焼のコーヒーカップで飲み口が薄い物が好みです。
自分好みのカップを見つけるのも楽しみのひとつでは無いでしょうか?