ご家庭でコーヒーをいれる場合、ハンドドリップやコーヒーメーカーが一般的です、まずはハンドドリップでのコーヒーのいれ方をご紹介します。
ハンドドリップコーヒー《ペーパードリップ編》
準備する物
コーヒー豆、水、コーヒーミル、コーヒーフィルター(ペーパー)、ドリッパー、サーバー、ドリップポット、スプーン、カップ
※お湯をすこしずつ注げる様に、注ぎ口が細いポットを用意します。
[コーヒーの分量]
カップ1杯分(約140cc)で10g～12gが適量です、ですが10g/杯でコーヒーを入れると私は薄いような気がして、いつも妻と一緒に飲めるように2杯分を目安に20gで入れると丁度良い濃さだと感じます。
粉で販売しているものよりも、コーヒーを入れる直前で豆から挽いた方が、香りが豊かで美味しいのでおすすめです、
ほとんどの場合、コーヒーの淹れ方で味が決まるのでは無く、豆の種類や焙煎具合によって味が決まるので自分好みの豆を見つけるのも楽しみの1つですよ、産地により風味も違うので、ぜひ変化をお楽しみ下さい。
豆から挽く場合は始めは「中細挽き」で挽きましょう。市販の粉のコーヒーは大体「中細挽き」で販売されています。
【おいしいコーヒーのいれ方】
１.お湯を沸かす。
コーヒーを抽出するのに適した温度が86～88℃くらいの温度です。ご家庭ではいちいち温度計で計るわけにもいかないので、目安として、ヤカンでお湯を沸かすと下からポコポコ泡が出て水面がグラグラしだすのが約90℃ぐらいで、ポットに移す過程で少し冷めるので丁度よくなります。季節により冬場は機材や器が冷えて冷めやすいため酸味が出やすく、少し高めの温度で入れると丁度良いと思います。
２.ペーパーフィルターを成形する。
ペーパーフィルターの底と斜めの部分を折り曲げ(フィルターがドリッパーと密着するため)、成形したフィルターをドリッパーにセットします。
３.コーヒーの粉をフィルターに入れる。
コーヒー10g/杯をペーパーフィルターに注ぎます
４.コーヒーの粉を蒸らす。
お湯をコーヒーの粉に軽くかけ、粉を湿らせて20秒ほど待ちます。
５.お湯を注ぐ。
2～3回に分け、コーヒーの粉に「の」の字を書く様にお湯を注ぎます。
６.カップを温める
カップにお湯を注いでおき、カップ自体を温める、コーヒーを注ぐ直前にお湯を捨てカップの水分をふき取る。
７.カップにコーヒーを注ぐ
これで、おいしいコーヒーの出来上がりです。豆をスペシャリティコーヒーで入れると香りが豊かで温度により味が変化するのでおいしいですよ、それではおいしいコーヒーをお楽しみください。